単体フィギュアケース:花台の上に乗せる(完成)

以前製作したケース

実は個人的にけっこう大掛かりなケースを作っておりました。

以前に製作したケースがBLOG記事になっておりませんでしたのでソレもかねて記事にします。
上の写真が以前製作したケース。

下から照明がはいっていまして、花台の上に載っています。
撮影のために上から照明をあててるので美しく撮れていますが、下からの照明だけだと
どうもパっとしないのです。

というわけで、上にライティングユニットを乗せたバージョンにアップグレードします。

完成品はこんな感じ

とりあえず完成品を先に載せますと

こうなりました。
ちなみにこちら「トップをねらえ2! ノノ バニーVer. 」というフィギュアで
サイズはなんと1/4スケールです。
かなりデカいサイズが入るケースとなってます。

背面ボードと上部のライトを入れてない時がコレ。
これはコレで綺麗なのでよいと思うのですが、なぜ背面にもボードがついているかというと・・・

これですね。

美術館の場合は天井からスポットライトを落としますが、
家庭では天井に穴をあけるのはダメージが大きいので
上にライティングユニットを入れるわけですが
その代償として(?)電源コードが出現するわけですね。

というわけで、電源コード隠しにもなっています。
ほかにスマートな解決策がないか考えたのですが
コレが一番シンプルでデメリットも少ないと思いました。

作ったきっかけ

テーブルに置くのではなくて美術館みたいな単体のフィギュアケースがほしかったのです。
そこで思いついたのが、市販の花台の上にフィギュアをおいたら美しいのではないかと。

市販の花台の部分はココです。

たしかこの部分だけで1万2千円ほどしたと思います。結構たかいですが、ソレ相応にデカいです。

なぜ花台を使ったのか

美術館ほどではないですが、ホテルのロビーとかでたまーに花台を見かけて
「あれ、オシャレだなぁ。」とずっと思ってたのです。

そこで、そのオシャレさをフィギュアに適応できるんじゃないかとふと思いまして。
しかも、花台なので鉢を入れる箱が内側に備わっている。

そこってもしかしてライティングユニットがいれれるんじゃね!?

というアイデア。

上部のアクリルケースの製作

アクリル部分はずいぶん前に仕上げていたので写真がないのですが
90×90のアクリルを1枚購入して、ひとつひとつ自前カットして仕上げました。

カット代金がそこそこかかるから、どうせなら練習もかねて自前カット!という理由ですが
木材でも同様ですが、長いアクリルを正確にまっすぐ切るのはとてつもなく難しいです。
これは丸のこを使おうが、アクリルカッターをつかおうが同様です。

業者側でカットしてもらうと結構なお金がかかってくるのですが
自前カットはデメリットが多すぎます!(後述)
できれば皆さんにはカットはお店でやってもらいましょう。

下にアクリルケース固定用+下からのライトを通せる木枠も作っています。

これもけっこう大変でしたが、長くなるのでこれは省略。
こちらはニス塗りとサンディングの練習もかねて丁寧に作りました。

アクリルを自らカットする場合の難点

まっすぐ切るだけが問題だと思っていましたがそうではありません。

アクリルはカット面をヤスリでツルツルにしたほうが接着面の見た目が美しく
さらには接着の強度も高まるようですが、これが途方もなく難しいです。

なぜなら、まずヤスリの熱でアクリルが溶けてしまうという欠点があります。
少しでも溶けた跡がついてしまうと、そこを削り取るのに数十分かかります。

また、アングルのような90度のガイドなしでヤスリを行うと
角が丸くなってしまい接着したときの仕上がりに大きく影響されます。

これは、手軽な機械をなにか購入すれば出来ないかと思ったのですが、
やはりそうもいかないようで、ここは業者の特権といってもいいと思います。

結局、角にヤスリをかけるだけで何日も休日を無駄にしました。

上部のライティングユニット製作

caDIY3d+にて、こんなものを設計しました。
設計するまでもない工作かもしれませんが
材料のサイズを正確にするのは大切ですね。

木とり図です。近くのホームセンターに売っているMDF板2枚で完成します。
木材だけでみれば1000円弱といったところでしょうか。

ただ、甘く見てはいけませんよ。
ステイン、シーラー、ニス、それにレセプタクル、電線、プラグ。
ステインは色を混ぜたりしたので、木材に追加で6000円はかかりました。

LED電球を計算に入れたらさらに上がります!

とりあえずMDFをカットして、接着。サンダーで凹凸をなくしてからステインを塗ります。
接着部分がムラになっているのが見えるでしょうか。
木工用ボンドがはみ出るとこうなります。
おそらくMDFは水分の吸収がとてもよいので、染みこんだボンドがステインをはじいているのかと思われます。

といっても、あまり気にしてません。

内側はラッカースプレーで真っ白に仕上げました。

ここは外に露出される部分ではないのでとにかく適当で大丈夫なのです。
ラッカーも時短でタレるぐらいガシガシぬってあります。

ニスやステインとちがって、ラッカーはなんと
300mlで198円(税抜)。ニスは1000円しますからね。

やすすぎやしませんかね。
近所のホームセンターのオリジナルブランドだったので、企業努力なのかも。

こちらは塗りっぱなしでサンディングも不要です。

水性ウレタンニスのつや消しクリアを塗っていくとこんな感じ(サンディングシーラーもしています)

油性とちがってかなり塗るのが簡単です。

仕上がりはまるで違うものになりますし、メリット・デメリットをよく理解してからニスは選びましょう。

内側はしっかりマスキングしてから塗りましたので、テープをはがすと思ったより綺麗に見えますね。

背面板も同様にぬっていきます。
MDFをカットして塗っただけです。

写真で見るとすごくキレイですね。
ハケ跡は多少のこってしまいますので注意。
完璧にツルツルというわけではありません。

なお、1時間程度で触っても問題ないように乾きますが
完全に乾くには数日~1週間は待ったほうがいいように思います。

サンディングするならそれからで。
とはいえ、サンディングしてみたんですが
やはり角が落ちやすいのと、あまりきれいにならなかったので今回はぬりっぱなしで行くことにしました。

背面板とあわせて(接着してませんので取り外しできます)クランプして穴をあけて
ボルトでレセップを固定します。

MDFはネジやクギが使用不可能なのを覚えておくといいと思います。
板が弱いので崩れる危険がありますので。

こうやってみてみると、ライトの部分なにもないように見えますね!
レセップをくっつけたら電球をねじこんで
その上から100円均一のPPシートというのをカブせていますので
それの影響で完全になにも入ってないような写真になりました。
半透明なプラ板のようなものです。本来何に使うものかわかりませんが。

ちなみに、前回あまった和紙を背面板にはさみました(こちらもはさんでるだけで接着してません)

気分で背景変えてみるのも面白いとおもいます。
今回はアクリルごしに板になるので暗い色の板だと反射が気になるのでこちらにしておきました。

ちなみに、和紙なしだとこんなかんじで写り込んでます。
ついでにPCの画面も写ってしまいましたが。

明るさの調節

明るさの調節が絶対必要かなぁとおもいます。
今回はTOSHIBAさんの「高演色(キレイ色)全方向タイプ」という
おそらく家庭用で最上位のLEDを2発いれてます。

40w相当だと明るすぎるのでPPシートをいれてますが、
それでもまだ明るいためPPシートの下にトレーシングペーパーを重ねました。

ダイソーでうってます。A3の大きいものもあったので便利ですね。

このカッターを使うと便利です。
アート用のデザインナイフとかっていうんでしょうか。
以前カッティングシートでキャラのシルエットシールみたいなのを作ってた名残で所有です。
たしか、普通にホームセンターのカッターコーナーにあったかと。

まとめ

仕上がりは悪くないと思います。
大体想像してたものができました。

おそらくですが、こんなデカくて邪魔になるようなケース
美術館への憧れがこじれた独りよがりなケース
作ってる物好きは少数なんじゃないかと!!!
僕だけといっても過言じゃないかと!!

うふふふ

しかしながら、花台がそもそも値段的に高いという点や
花台のデザイン上の問題で上にライティングユニットを乗せてしまうと
遠目から見ると頭でっかちになりますね。

コスト的に見れば合計で3万円は軽く超えていると思いますし
それなら製作時間が不要なオーダーケースを買ったほうが良いのかもしれませんね。

次回から生かせる情報としては
できればライティングはボックスの外、天井付近からスポットライトを落としたいです。
それができなければライティングユニットを、という感じでしょうか。
下からの照明は完全に趣味の領域なのであまりお勧めはできませんね。

次回は回転台をつけたケースがつくりたいと思っておりますが
いつになるやら。

時間があればがんばって見ます。
ではでは、お疲れ様です。

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