【Cubase Tips】インプレイスレンダリングはフリーズの代わりにも使える!?

良い音楽を作らなければいい音楽は作れません。

さて、Cubase8より実装されているインプレイスレンダリング(コマンド名Render in place)
初めは全く気にしてませんでしたが使っていくうちに私の使い方が見えてきたのでご紹介

※英語版も日本語版もコマンド名が英語になるようですね。
ダイアログ内の表記は日本語版は一部日本語というちょっと変わった表記。

名称未設定 1

フリーズの代わりにはならないですよね?
→ なります!

元々はフリーズの代用で実装されたワケではない

私が思うにたぶんそうです。
なぜならインプレイスレンダリングしたMIDIデータの部分が無効になるだけで
元のトラックはしっかりプラグインをロードしてリソースを消費している状態のままですから

フリーズ機能の不満

トラックをフリーズした後に
カット・ペースト・ムーヴ・スライス・・・といった単純編集を入れたくなりません?

フリーズしてしまうとこれすら許されませんよね。
はい。それが・・・

インプレイスレンダリングで解決!

トラックを無効にする機能を合わせることで、フリーズの代理が出来ます。
余談ですが以前のバージョンではトラックを無効にしても
トラックのプラグインはロードされたままで、CPUも消費していた記憶があります。

しかし、Cubase 8ではトラックを無効にすると完全にこのリソース消費が無くなります。

しかも、インストゥルメントトラック(シンセなど)の場合は
ロードしたVSTiごとアンロードされます。

つまり、インプレイスレンダリングをした後、元のトラックを無効にしてしまえばCPUリソースを大幅に削減でき、尚且つ移動・複製などなどの単純編集も可能になります!

後から元のトラックを有効にすれば音色を変更して再レンダリングもできますね。

どういうトラックにこのテクニックを使うと有用か

「1曲の中で、数回しか登場しない自作FXのような部分」に有用なのではないかと。

わざわざシンセを立ち上げて、FXフィルインパッチを作ってエフェクトもかけて
1小節にも満たないトラックですが2,3回ぐらいは再利用。

これフリーズしちゃうと再配置したり複製したりするの大変ですよねー。

また、非常に細かい打ち込みを要する楽曲、目まぐるしく音色が変わっていくような
編曲をする場合、何個もインストゥルメントを立ち上げなくともすみますね。
こんなときには是非ともこのテクニックを。

2016/01/18追記:
「トラックを無効」にする機能を説明してるサイトがあまり無い様ですので追記します。
名称未設定 1

トラックを右クリックでメニューをだした中にあります。
※環境が英語版ですがご了承ください。この辺にあるはずです。

エフェクトもまとめてレンダリングしてください

かけてるエフェクトを別にしてレンダリングしてしまうと
結局CPUリソース消費してしまうのでここだけ注意が必要です。

名称未設定 2

すみません、私の環境(英語版)ですが、日本語版も項目が英語になってるらしいですね
たぶん上から3番目で同じだと思いますが、
ここにチェックすることでエフェクトごと書き出します。

そもそもインプレイスレンダリングってどういうケースのために実装されたのか?

私が調べた限りではこういう明確な目的のような記述はありませんでしたが
最近ではオーディオをカット・ペーストしていくブレイクビーツのような作曲手法が
当たり前になってきていますから、おそらくその兼ね合いかなと思います。

元々Cubaseはそういう打ち込んだトラックをWAVに「書き出し」してから
「読み込み」しないといけませんでしたからね。

単純にWAV化によって他のソフトウェアへの受け渡しを
楽にする目的の方もいらっしゃるようでした。

最後に

画像が少ない記事になりました。
つまらなくてすみません。

しかし、この機能は僕が紹介した以外でも使い方がありそうですね。
また新しい使い方を発見したら紹介したいと思います。

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